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ポット苗を見ると茎元の横にある固形物の周りだけ細根が旺盛になっているのがお解り頂けるかと思います。
更に写真を拡大すると細根の周りに綿の様なモフモフが現れています。
一般的に毛細根と言われますが菌根菌と言われる微生物の一種です。
菌根菌は根と共生関係にあり、互いに
養分を送りあっているそうです。
固形物の正体は微生物を意識して作った自家製有機肥料で鰯、鯵、馬堆肥、油粕を練り上げて当園の重粘土質の泥で繋いだモノです^_^
効果絶大‼️
こんな事やってるいちご屋は日本で当園くらいだと思います。。(笑)
でも、この実験シリーズの積み重ねが毎シーズンの成長になってます。
この菌根菌を維持するのは至難の業で暑くてもダメ、水分量に問題があってもダメと足利の夏を万全の状態で乗り切るのは労力の無駄遣いと思うので
夏の間は兎に角、病気を出さない様に徹底管理して来月の中旬の定植に合わせて花芽分化を促しながら同時にビッシリと菌根菌などを纏わせた苗を馬堆肥を投入して寝かしてあるハウスに定植します。
そこから12月の中旬くらいまでに苗の通常管理に加えて土壌微生物を増やせるだけ増やす管理を目指していきます。
今回の馬堆肥投入はその為になります〜^_^
寒くなる前に如何に根量を確保出来るかどうかで勝負だと思います。
個人的にはとちおとめで
1000g/株(一般的いちご屋の約2倍量)
も可能なんではなかろうか?
と思います。
今シーズンの成績を見ながら来シーズンは馬堆肥に手間を入れて
酵母菌、納豆菌、乳酸菌と別々の菌を使って別々に再発酵を掛けた菌活堆肥を投入します〜^_^
収穫まであと4ヶ月!
お楽しみに〜^_^