当園では甘い一辺倒のいちごではなく、甘さを支える酸度もある、特濃のいちご造りの為におそらく、どこのいちご屋さんもやらない事ばかりを多岐に渡り徹底して日々、作業しております。
たかが苺、されど苺で甘さと一口に言えど果糖、ぶどう糖、ショ糖が一粒にどれだけ含まれているかで感じる甘さは違いますし、この3つの糖がどのくらいのバランスで組成されているかで甘さの奥行きが変わってきます。
ココに複雑に各有機酸が加わる事で甘くて、コクのある当園が日々、追いかけている特濃いちごが育ってくれます^_^
一言で言えば
3つの糖成分と3つの酸成分のバランスを保つ事がとても大切です♪
が…。
非常に難しいです…。
コレを意識して栽培しているいちご農園は余り居ないのではないかと思います。
今のところ僕は一軒も知らないです。
当園では定期的に検査機関にお願いして糖酸各組成の細かい数字やその他、大切な数値を出しておりますが一応の目安としての糖度は15度くらいでの収穫目標としております。
それ以上に糖度を上げていくと酸度をキープするのが非常に難しくなり、作業も複雑化していきます。。
ですが1月の収穫量が経験した事ないくらいに多く、収穫についていけず、冬の関東平野特有の晴れ続きで糖度がグングン上がって糖度計で測ってみたところ、21度に達しております。。
コレはコレで美味しいです♪
まだまだ収穫量が多いので引き続きヤオコー大前店さんにて還元販売とさせて頂きます^_^